軽キャン化プロジェクト始動!NV100クリッパー GXターボを快適キャンパー仕様へ【計画&作成記録】

愛車のキャンピングカー「アウトドアジュニア」で、くるま旅やDIYの記録を綴ってきた本ブログ。この度、新しいプロジェクトが始動しました。

次女のために購入した日産 NV100クリッパー(GXターボ)を、これまでの電装カスタムのノウハウを詰め込んだ「軽キャンパー仕様」へ改造します。普段使いから快適な車中泊までこなす一台を目指し、計画から完成までをこのページに記録していきます。

ベース車両

NV100クリッパー

グレード

GXターボ ハイルーフ

目標

軽キャンパー化

現在の状況

計画・準備中

1. ベース車両のスペックと選んだ理由

走りやすさと室内空間の広さを両立した「NV100クリッパー GXターボ」をベースに選びました。

項目 内容
車種・グレード 日産 NV100クリッパー GXターボ(4AT)
型式 / ボディ DR17V / ハイルーフ
ボディカラー ホワイト(純正)
ルーフキャリア 装備済み(ソーラーパネルの取り付けに利用予定)
荷室寸法(2名乗車時) 長さ 1,910 × 幅 1,320 × 高さ 1,240 mm
最大積載量(2名乗車時) 350kg(架装重量はこの範囲で設計)

この車両を選んだ3つの理由

  • ターボの余裕ある走り:サブバッテリーや家具など架装で重くなっても、高速道路や坂道でストレスなく走れます。
  • 開放的なハイルーフ:車内で着替えや調理をするときも、頭上に余裕があります。
  • オートクルーズの後付けが可能:長距離ドライブの疲労軽減のため、後付けオートクルーズ(PIVOT 3-DRIVE AC2)の取り付けを見込んでいます。

2. エクステリア塗装計画(ツートンカラー化)

現在はシンプルな白一色。そこで、かわいらしさと個性をプラスするためにツートンカラー化(DIY塗装、またはラッピング)を計画しています。現在検討している2案がこちらです。完成予想のイメージ画像で、実際の仕上がりとは異なります。

案A:やさしいツートン(ホワイト × くすみピンクベージュ)

案A ホワイト×くすみピンクベージュのツートンイメージ
案A:ナチュラルで柔らかな印象。街乗りでも映える一番人気の配色
  • 女性に人気のくすみピンクで、やわらかくかわいい印象に
  • 上下のツートンで個性を演出
  • シンプルで飽きのこないデザイン

案D:グラデーションツートン(ホワイト × ブルーグラデーション)

案D ホワイト×ブルーグラデーションのツートンイメージ
案D:サイド下部に向けて淡いブルーグレーへ変化。爽やかで上品な印象
  • グラデーションでやさしい雰囲気に
  • 爽やかで上品な印象
  • シンプルながらおしゃれ感アップ
DIYペイントのポイント:下地処理(洗浄・脱脂)をしっかり/マスキングを丁寧に/薄く何度も重ね塗り/仕上げにクリア塗装。グラデーション(案D)はぼかしの技術が要るため、案Aより難易度が高めです。

3. カスタム&DIYロードマップ

これまでの軽キャン制作のノウハウを活かし、次の順で進めていきます。

  1. 電装系の構築(走行充電&サブバッテリー)
    LiTime 12V 200Ah リン酸鉄リチウムバッテリー、走行充電器(DC-DCチャージャー)、2000W正弦波インバーターを導入。ヒューズ・極性を整理した安全な配線を設計します。
  2. オートクルーズ(PIVOT 3-DRIVE AC2)の取り付け
    専用ハーネスを使い、長距離走行を快適にします。
  3. ボディのツートン塗装
    マスキングから塗装まで、DIYで挑戦します。
  4. 車内レイアウトと車中泊仕様化
    後席をフラット化したベッドと、サイドキッチン(シンク・電子レンジ・給排水タンク)を設計・製作。断熱処理や収納も整えます。

電装系の配線図(走行充電+インバーター)

車両側の12Vスターターバッテリーと新設のリン酸鉄リチウムバッテリーを、走行充電器(DC-DCチャージャー)で結びます。サブバッテリーからは「インバーター直結」と「DC負荷(照明・USB・冷蔵庫など)」の2系統に分岐する構成です。

リチウムサブバッテリー電装配線図
赤=(+)配線、濃色=(-)配線。ヒューズは全て(+)側のバッテリー端子の近くにだけ設置し、(-)側は共通マイナスバスバーに集約します
  • サブバッテリー:LiTime 12V 200Ah リン酸鉄リチウム(Bluetooth対応)
  • インバーター:LiTime 2000W 正弦波(ANLヒューズ250〜300Aで保護)
  • 走行充電器:リチウム対応のDC-DCチャージャー(機種選定中)
  • ソーラーパネル:100W(手持ちの既存品を流用)+ソーラーチャージコントローラー
  • 安全対策:メインスイッチで断路できる構成にし、(-)側は車体のシャーシに接続しません

ソーラーパネルによる充電

中古で購入したこのクリッパーには、天井にルーフキャリアがもともと付いています。手持ちの100Wソーラーパネルをこのキャリアに取り付け、走行していないときもサブバッテリーを充電できるようにする計画です。

  • 走行充電に加えて、駐車中や停泊中も充電できる
  • キャリアに固定するため、屋根に穴を開けずに済む
  • パネルはバッテリーに直結できないため、リチウム対応のソーラーチャージコントローラー(MPPT方式を推奨)を必ず介して接続する
  • 走行充電とソーラーは別経路から同じバッテリーを充電するため、合計の充電電流がバッテリー保護回路(BMS)の許容値を超えないか確認する
  • パネルの取り付け方法と、車内への配線の引き込み口の防水処理は、これから検討

※配線図の右下がソーラー系統です。コントローラーの機種は選定中です。

車内レイアウト案:ソファにもベッドにもなる室内

軽バンは荷室幅が約1,300mmと限られるため、左側にソファ兼ベッド、右側にキャビネット(ギャレー)を並べる「サイドキッチン方式」を採用する予定です。普段はソファとして座れ(座面は1枚)、夜は背もたれを中央に移動してベッドに変わります。

NV100クリッパー 車内レイアウト寸法図(ソファモード・ベッドモード・平面図・右側キャビネット)
車内レイアウト案のイメージ図(寸法入り)。実際の仕上がりとは異なります。寸法は目安で、実車で測って確定します
モード 内容
通常時(ソファモード) 左側のソファに座って過ごします。座面の中央に足を下ろせて、右側のキャビネットとの間に通路を確保します。
就寝時(ベッドモード) 背もたれを中央に移動して座面とつなげ、幅約900mm・長さ約1,640mmのベッドにします。
右側キャビネット 天板の上にシンク(ギャレー)を1か所だけ設置。下は、水タンクと排水タンクを収納する両開き扉の収納部と、電子レンジ収納部に分けます。

右側キャビネットの構成

  • シンク下:両開き扉の中に、水タンクと排水タンク(各5L)を収納します。
  • 電子レンジ収納部:上部は空間のみ(天板なし)。電子レンジの上には何も置かない設計で、熱を逃がしやすくします。棚の幅は約460mm(購入予定の機種に合わせた寸法)です。
  • 設計上の工夫:ソファとベッドの台は、後席の位置で2分割にする予定です。前側を立てれば、元の後席として使える設計を検討しています。

主な寸法(目安)

荷室幅(最大)/車内高(最大) 約1,360mm/約1,195mm
ソファ座面幅/ソファ長/背もたれ高さ 約500mm/約1,600mm/約430mm
座面高 約280〜300mm
ベッド幅/ベッド長 約900mm/約1,640mm
通路幅 約400mm
カウンター高さ 約850mm
⚠ 懸念点:後部の頭上空間

後部の荷室の車内高は約1,195mm(最大)と低めです。ソファに座ったとき、天井に頭が当たりそうになる可能性があります。

  • 天井の断熱材や内装材を貼ると、さらに頭上が狭くなります。
  • 座面クッションの厚みや、台の高さによっても座ったときの頭上が変わります。

対策として検討すること

  • 座面高を低めに設定する(現在の計画は約280〜300mm)
  • 天井の断熱材は薄い素材にする
  • 実車に座り、頭上の余裕を測ってから、座面の高さを最終決定する

※図と表は完成イメージの寸法で、車両の公表値とは異なります。タイヤハウスの出っ張りで床の有効幅が狭くなる可能性があるため、家具を作る前に実車で寸法を測って調整します。

4. 作成の進捗

工程 状況
車両の選定・購入 進行中
電装系の設計 設計済み(配線図作成)
車内レイアウトの設計 設計済み(平面図・断面図)
カラーリング案の検討 案Aと案Dで検討中
オートクルーズ取り付け 未着手
塗装・内装製作 未着手

関連記事

各作業の詳しい手順は、個別の記事で順次公開していきます。

  • 【準備編】NV100クリッパー GXターボの購入と車両チェック(準備中)
  • 【外装編】白バン脱却!ツートンカラー塗装DIY記録(準備中)
  • 【電装編】サブバッテリーと走行充電システムの配線ガイド(準備中)
  • 【快適化編】PIVOT 3-DRIVE AC2 オートクルーズ取り付け解説(準備中)
【愛車データ】
車 種:OutdoorJR(2016年式) ベース:タウンエーストラック 現在地:千葉県を拠点に楽しんでいます     主に道の駅での車中泊が多いです